地形変化

2017年、初秋… 


この年の夏、VADOVAS JIG の最終の仕様決めの為の琵琶湖遠征を終えた… 


同じ時期に、リザーバー、常に流れのある小貝川、霞、利根川水系でも、複数のボスの違うサンプル

でテストを行った… 


そういえば、年に1度行くか行かないかの春の牛久沼でも… 



関東のフィールドでは、岸流しの釣りが非常に多い… 


陸からでも、どうだろうか?ほぼ陸から6.7m以内、長くて15m以内で、掛ける事が多いのではな

いだろうか?  


リザーバーでさえ、比較的マッディーなこの地域の水質にもよるところか、ポイントにかなり近づく

事が多い…  


結果、本来広範囲を探る巻物での巻の長さは短く、実釣では、横捌き系リグより、縦捌き系リグ比率

が高くなってしまう… 



VADOVAS JIG を作った一番最初のきっかけは、国内外手に入るスイムジグに満足できず、自身が、 

琵琶湖遠征に使用するためだが、頭の片隅にはいつも、それ以外の自分が行くフィールドでのイメー

ジがあった… 



岸際シャロー、障害物打ちによる、落ちパク、着底チャンスと、レンジ毎による通常の横方向でのス

イムジグの巻きだけでは、 この関東地域フィールドでは、スイムジグでは、カバーしきれない…  


霞、利根川水系など、マッディーで、全体的に浅く、沖はフラットで変化も少ない、ベイトの種類、

又、魚影の薄さも関係している… 


要は、琵琶湖と、霞、利根川水系では、スイムジグの使い方は同じ部分が少ないという事…  


2つの水系での、スイムジグを使用するユーザーの数の違いがそれを正確に示している… 



霞、利根川水系でのスイムジグは、秋から春を除けば、ショートピッチによるカバージグの性格が圧

倒的に強い…  


では、例えば、15m以上の沖、目視出来る障害物、漁業系の竹杭跡や、オダ、沈船等以外の場所に

はサカナいないのか? 


いる! キャットもいるが… 


それは、地形変化、流れ、目に見えない障害物にもいる! 


普段やらない、例えば20M、30M以上の沖の地形変化を探す、目に見えない障害物をルアーで当

て、感じ、探す… 障害物を感じたら、リグをステイ、放置、バンプ、微振動アクション、ずる引き、

等の、停めとアクションからなる誘い… 


勿論、キャロでも、テキサスでも同じことができる! しかし、遅い釣りになるし、自分は続けられ

ない… 



VADOVAS JIG はこれら全てを、一つのジグでやる事が出来るよう設計している…  


レンジ毎のスイミングから、着底倒立、バンプ、放置、ずる引き、回収での巻きまでを全て… 



VADOVAS JIG のボトムのスロー巻きは、琵琶湖では必ずやっているし、他のフィールドでもやって

いる… 


あご下の突起部でのボトム接触による、地形変化と障害物の把握…  


このスイムジグの重要な特徴の一つ… 


初夏から初秋頃まで、暑さを感じる季節… 


巻物での地形変化・障害物探し…  


レンジ毎のスイムジグだけではない、留めとアクションの誘いを…  


どこのフィールドでも…   お試しを… 


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