イシキシテイルコト

カーボン加工の試行錯誤をしている…


下期開発予定スケジュール通りに行かない日々、複数の様々な開発課題と向き合う日々…


基本誰かが答えをくれたり、求めている設計に答えが何処かに転がっている事は無い…


素材、加工、CAD設計、鋳造、射出成型、プレス、他、其々の分野のスペシャリスト達はこの広い世界中に沢山いるだろう…


求めているオリジナルのモノを創りたいと思っても各分野のスペシャリストの手を借りなければ実現しない部分が多々ある…


GIVS® officialのオリジナルのモノを創るため、GIVS®を立ち上げる前から決めた開発方針がある…


それは、如何に既存釣具製造業界以外での異業種からアイデアを得、オリジナルを実現するかという事…


開発期間が長いと言われ、GIVS®officialのユーザー様方には大変恐縮で、例えば大変もどかしい思いをさせているかもしれない…


既存釣具製造業者へOEMを相談すれば、開発期間も短縮する方法もきっとあるだろうと思う…


でもそれは今は出来ない…


まして開発設計CADを他業者様へお願いするなどGIVS®には出来ない…


今のうちの開発設計の実力…


創りたいモノを実現させる事とは…


駆り立てる熱と夢のような、遠く、着地点の見えない… 途方も無い事を続ける事…


普通は途中で辞めるか、初めからやらない事が賢明…


本当に色々途方も無い事だと自覚はしている…


でも辞める訳にはいかない…


そう… 


これは商売じゃないね…



表題の件…


イシキシテイルコトについて少し…


GIVS® official的にフィールドで一番意識している事…


例えば広い琵琶湖、北湖も西岸、東岸、ロックエリア、最北エリア、他、勿論南湖も全く違う景色を見せるし… ウエーディング等の丘釣りから、カヤック、フローター、ボートまで釣り方も狙い方も同じ魚種でありながら同じではないこの釣り…


もち、野池、リザーバー、川系、他、同様…


因みにボートに乗ればもっと釣れるという幻想は、決してそうでは無い事ボートに乗れば良く解ります。


時間内にその日ベストなタイミングで、其々のサカナ達との接点を得られる確率を上げていく釣りに、方法やアプローチは決して一つではないはずです…


ではGIVS®officialが、基本どこのフィールドへ行っても一番意識している事は、

①サカナの観察、②ベイトの観察です。



①サカナの観察

この場合のサカナとはBASS様の事だけではなく、鯉、ヘラ(フナ系)、ニゴイ、ハス、鮎、ボラ、他、などBASS様達と同じ場所を泳層をするであろう全サカナ対象の意味。

要はこれら同泳層のサカナ達が何処にいるのかの観察/予測/確認! 居つき以外のサカナ達の通り道を観察/予測/確認をする事! 

時折確認できる水面でのモジリや息継ぎ、ジャンプ、近づくと逃げるサカナ、勿論目視以外に、沈むルアーでの巻きによる接触など魚探以外に確認できる方法はいくつかある筈です。

泳層=タナ=各レンジを、釣りをしながらなるべく確認出来るか?出来ないか?その日の結果に大きく左右する事身に染みています。


②ベイトの観察

言わずもがな…

いきなり朝一キャストする前に、例えば朝一シャローにそっと近づいてどのベイトが確認出来るか出来ないか?キャストの前に又、釣りをしながら観察しましょと!

例えば、ベイト達が余裕で悠々居る時は、殆どその近くにはBASS様が居ないか、居てもニュートラル状態で我々の対象外で有ることが判断として出来る筈です。


①も②も魚探が無ければ出来ないとか言うお話をしている訳ではありません。


勿論サイトの事を指しているモノでもありません。


あくまで、


①サカナ達が泳いでいる泳層=どの種のサカナ達にとっても適度に快適で安全なレンジとの一つの目安として!


②はその近くにデカいのがいるか、居ないかの可能性を教えてくれます!


障害物が大好きなBASS様、待ち伏せ大好き系個体をピンで狙う事が勿論基本の一つではあるこの釣り…


もう一つ、回遊系、単独でも群でも常に捕食するベイトを探し泳層するBASS様に対して、その時々の的確な泳層を可能な限り把握しそのレンジを継続的にタイミングよくアプローチ出来るか…


シンプルに言うと観察と確認をしながら釣りをしているという事…


勿論、朝一我先にキャストし、ここはというポイントを周りまくり、ルアーを交換しまくり、キャストしまくる釣りも全く問題はありません…


ですが今回はそれとは別な方法… いつものように居そうなピンを順番にアプローチしながら、同時に泳層=レンジを観察しながら次のアプローチに生かす…


この釣りの面白い所は、例えば先行者がボートで流した直後にその場所で釣れる事があったりする…


会社員を辞めてGIVS®を立ち上げて更に分かったことだが、平日だからと言ってフィールドが貸し切りになどならないという事…


久々のつい先日の某有名リザーバーも平日にも関わらず行き交うボート40艇程、丘釣り師20名程は岸に張り付き代わる代わる…


単独釣行が基本のGIVS®official、 人様の居ない場所で、人様が居ないタイミングで、人様と違うルアーを放る…


他釣師様のお邪魔にならないよう注意しながら、常にキャストより観察をしながらの釣り…


その日の各時間… おぼろげな状況から徐々に狙っているサカナの泳層の把握…


いつもフィールドでイシキシテイルコトです…


居そうな場所を順番に狙う釣りと…


もう一つ、観察により何かが解り自然変化等を味方にしタイミングよくアプローチする釣りをプラスという事…


釣り > 観察 ? 

はたまた、

観察 > 釣り ? 


この釣欲抑え気味で観察に意識を置けるか… 例えば… その日が迷走するか否かの要素の一つ…


ラッキーFishも勿論嬉しいけど、何か明確な気づき(判断)によりルアーを放り、ドンピシャで結果が出た喜びは…✌です


点の釣りから線の釣りで確立を上げていく!※1


フィールドへ立ったら是非試してみてください…


結局はやり続けないといけないんですけど…


しかも、デカいサカナは我々がいる事は既にほぼバレてる事多いけど…💦



※補足

観察する目的は【消去法】。その時々(もしくはその日の)のエリアとポイントを絞っていく事が目的!

例えばシャローにベイトが見当たらないや、目視出来るレンジにベイトが見当たらない場合、ベイトはシャローより目視出来ないレンジ・エリアにいるという事が解り、シャローの釣りの時間より深いレンジ・エリア攻略に時間を割くべき事が解る。


例1:観察により明確な何かが見え同様のレンジ・エリアを順番に攻略できている時=しっかり釣りが出来ている時。

例2:逆に全く何も見えなく迷走し狙いのサカナを全く探せなかったという時=思うような釣りが出来なかった時。


観察により早めの状況判断をし、時間を割くべきレンジ・エリアを順番に消去法で潰していく事=例1のようにしっかり釣りを組み立てられたとも言える。


特に大きい魚を狙っているアングラー様! 狙いのサイズ以外のサカナや数釣り、コンディションベストとは言えないサカナが釣れた場合、そもそもレンジ・エリアが違っている可能性=修正する必要があるという事。


点の釣りから線の釣りの意味は、エリアとレンジを3次元で見た時に横の釣り+縦の線(レンジ)も重要ですという事!


皆様いい釣りを…


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