視点

2016年、春… 

この時期の琵琶湖遠征… 


ボートのお方達も、陸からのお方達も… 


基本、この時期は、シャローに指して来るイイサカナを探して、いつも以上に皆、殺気立っている…


ボートは、次々にシャローエリアを廻り、エレキで目視しながら流す…  


又、次のボートが入ってきて、エレキで流す… 沖のフラットでも同じ光景をよく見る… 


いつも琵琶湖遠征では、ボート、フローター、ウェ―ダ―と、時期や場所によって釣りが違ってい

た… 


ボート連続の場合もあったが、基本、初日ボート、2日目フローター or ウェ―ダ―っていうのが多か

った… 


月2から、時期によっては、毎週末ってペースの琵琶湖遠征… 


前回遠征からの季節感の進み具合、ウィ―ドの成長具合、雨量のチェック、放水量のチェック、


水位、川や、河口の水の色… 当日の天候、風向きのチェック、他のボートの数、エリア毎のボートの

有無、他… 


北湖では、取水等の廻る順番、漁礁の廻る順番、沖島の廻り方、湖流の有無、当日の天候、風向きの

チェック… 


遠征前に、天候、雨量、放水量等、事前にほぼ毎日、自宅からそれらをチェックすることが日課にな

っていたし、 釣行前日や、当日現場でチェックするしか出来ない事もある… 


目指していたのは、そのシーズンの琵琶湖の、そのエリアの移り変わりを、なるべく把握しておきた

いという事… 


完璧なんてものは、所詮無理… 


でも、少しでも、前回遠征と、今回の遠征での変化を、天候、季節等を踏まえ、感じ取り、放るルア

ーと場所に、 理由を付けたかった… 


結果に結びついても、そうでなくても… 琵琶湖をもっと、知りたかった… 


初日のボートは、とにかく見て廻る事をしたいのだが、朝の時合を逃したく無い本心から、事前に廻

るエリアを決め、 廻りながら、判断していく事が多かった。   


当日の判断の前では、事前チェックでの自己分析からの読みなどは、もろくも消えてなくなる… 


ただ、ボート釣行のみでは分からない事がある… 


それは、フローターの釣り、ウェ―ダ―の釣りをやるとはっきりと分かる事もある… 


琵琶湖の場合、ボートの航路は基本自由、ボートがひっきりなしに走ってきては流し、すぐ又次のボ

ートが入ってくる… 


すると、それまで当たらなかった自分のエリアに、当たりが連続することがある! 


回遊というより、ボートの存在、引波、エレキで流し続けたエリアから、避難してくるサカナなの

か… 


それはこの時期、ウェ―ダ―をやっていても良くある! 


尚且つ、時期によっては、皆同じようなリグを放る… 


ボートの航行や、ボートの存在、エレキによるプレッシャーに対して、危険を察知する魚が移動す

る… 


同じようなリグが降ってくるが、見切り移動する魚… 


ラインで、ウィ―ドを揺らし、危険を察知する魚… 



凄腕遠征者様に多い…  


人の逆をやる、人と違う自分の場所を探す、人と違うタイミングで、人がやらないリグを放る… 


人と違うレンジで… 人が放ってないコースにルアーを通す… 


VADOVAS JIGにコンボするワームへも反映させるこの逆の視点…  


同じ時期に、同じエリアで、人と同じリグでなく、敢えて違うリグを放る… 



2016年、春… 遠征から… 


この時は、まさに回遊というより、逃げてきて自分のエリアに入ってきたって感じのサカナ… 


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